「私のせいで悪化した?」パートナーが陥る「正論の罠」
ギャンブル依存症のパートナーを持つ方は、必死に彼を説得し、責め、監視しようとします。しかし、良かれと思ったその行動が、皮肉にも彼の「家での安心感」を奪っていることがよくあります。
居場所をなくした彼は、その孤独とストレスを埋めるために、唯一自分を受け入れてくれる(気がする)ギャンブルの世界へ、より深く沈み込んでしまう……。
この残酷な悪循環を止めるには、彼を力ずくで変えようとするのではなく、まずは「依存という心の病の仕組み」を正しく理解することから始まります。
1. ギャンブルの罠に嵌まりやすい「3つの性格傾向」
性格診断(MBTI)の視点で見ると、特に以下の3つのタイプは、ギャンブルがもたらす刺激に「脳が敏感に反応」してしまい、抜け出しにくくなる傾向があります。
物事の法則を見つけるのが得意な凝り性タイプ。「この法則なら勝てるはず」という知的な好奇心が、いつの間にかギャンブルの迷宮への入り口になってしまいます。
退屈を嫌い、変化と刺激を愛するタイプ。平凡な毎日に物足りなさを感じたとき、手軽に日常を忘れさせてくれる手段として、ギャンブルにのめり込んでしまうことがあります。
真面目で努力家なタイプ。一度負けてしまったとき、「自分の力で責任を取り、損失を取り戻さなきゃ」という強い自責の念が裏目に出て、引き際を見失うケースが多いです。
※もちろんこれ以外のタイプでも、人間の脳は「ドーパミン」という快楽物質の影響を強く受けます。一度この回路が書き換わってしまうと、本人の根性や意志だけで止めるのは非常に困難です。
2. 孤立を防ぐ「家族会」と、心強い情報源
依存症の解決には、家族だけで抱え込まないことが不可欠です。「家族会」という場所は、同じ悩みを持つ家族が集まり、知恵を共有する場です。最初は「怖そう、重そう」と感じるかもしれません。
そんな時は、まずYouTubeの「たかりこチャンネル」を見てみてください。家族支援のリアルを等身大の言葉で発信されており、心が少し軽くなるはずです。
▶ YouTube「たかりこチャンネル」はこちら
※すぐにどこかへ相談に行かなくても、「頼れる場所がある」と知っておくだけで、いざという時の安心材料になります。
3. 絶望を希望に変える一歩を
依存症は、誰にでも起こりうる「脳の不調」です。彼を正そうとして、あなた自身の人生まで犠牲にするのはもう終わりにしませんか。
▼ 自分の性格を知り、回復の糸口を見つける
なぜ繰り返してしまうのか?16性格タイプ別の「依存の仕組み」と回復への処方箋
15年の依存から生還したカメ吉が、性格タイプごとの「陥りやすい罠」と「回復への鍵」を一つずつ紐解きました。
【免責事項】
当記事の内容は、個人の経験および一般的な心理学の知見に基づくものであり、医学的な診断や専門的な治療を代替するものではありません。依存症の症状には個人差があります。深刻な問題でお悩みの方は、すみやかに精神科等の医療機関や、保健所、専門の相談支援センターへご相談ください。
