「ハマらなくてもいい」100円で何百時間もパチンコ欲を消す最強の暇つぶし
ギャンブル依存を脱却した直後、僕が最初に手をつけた趣味。それは「アニメの模写」でした。
もともと絵に興味があったわけではありません。ただ、アニメを見るのは好きだった。それだけの理由です。
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1. 道具を揃えたら、その時点で負けである
僕には自分に課した「絶対のルール」がありました。それは「最初にお金をかけないこと」です。
スケッチブック、絵具、専門のペン……。形から入ると、揃えた瞬間に「達成感」が出てしまい、そこで満足して挫折します。
何より怖いのは、ギャンブルの代わりに「高い買い物」で脳をスッキリさせてしまうこと。それは依存先がスライドしただけで、根本的な解決になりません。
僕が用意したのは、会社で捨てる予定の裏紙と、100均の鉛筆だけ。コピー用紙で十分なんです。
2. 「上達法を調べる」前に、とにかく描け
結局、描いて描いて描きまくるのが、上達への唯一の近道です。上手くなる方法をスマホで検索する暇があったら、手を動かしましょう。
- 「3分模写」で数をこなす:
一つの絵に集中しすぎると疲れて続きません。ポーズを素早く捉える練習(クロッキー)を意識して、なんとなく全体を描くことで全体のバランス感覚を養います。💡 クロッキーとは?
対象を短時間(数分)で簡略化して描く練習法です。細部を無視して「流れ」や「形」を捉えることに集中するため、脳のトレーニングに最適です。 - 「同じサイズ」で描く:
スマホの小さい画面を紙に大きく描こうとすると、バランスが取れず挫折します。なるべく画面と同じ大きさで描き、何なら紙を画面に透かして確認してみてください。間違いがすぐ分かり、修正能力がつきます。 - 動画を止めて描く:
DMM TV(月額550円の見放題サブスク)などの動画配信サービスを使い、アニメを適当なところで停止させて描きます。
3. 結局ハマらなかった。でも、それが「盾」になった
半年後、僕は模写を辞めました。「まあまあ上手くなる」という目標をクリアしたからです。結局、絵にハマることはありませんでした。
世間に自慢できる趣味を探す必要はありません。ハマらなくても、やってみることが大切です。
パチンコで溶かした万札のことを考えれば、たった100円で何百時間も時間を潰せたなら、その時点で僕らの完全勝利なんです。
4. 好きなアニメが「台」になった時の防衛策
最近、大きな試練がありました。僕が大好きなアニメ『リコリス・リコイル』がパチンコ化されたんです。依存症者にとって、これは最大のトリガー(引き金)です。
「どんな演出だろう?」「一回だけ見てみたい」という気持ちが爆発しそうになりました。でも、僕は決めています。動画は見ない。流れてきた動画や広告も全力でブロック。そのアニメの台は絶対に打たない。
打ちたい気持ちをかみ殺して、代わりに久しぶりに鉛筆を握りました。『リコリコ』の模写で、その猛烈なエネルギーを紙にぶつけたんです。
久しぶりだったので全盛期ほどではないですが、不思議と「そこそこ上手く」描ける。これは過去に飽きるほど継続した時間が、僕の中に技術として残っていたからです。
まとめ:パチンコより自慢できる特技へ
効率がいいとは言えません。でも、パチンコの戦績を語るよりは、数百倍も世間に自慢できる特技になります。
今日向からできるリハビリ
- まずは鉛筆とコピー用紙を用意する。
- 「打ちたい!」という衝動を、紙を汚すエネルギーに変える。
- ハマらなくてもいい。その時間をパチンコ屋以外で過ごせたら、あなたの勝ちです。
本記事の内容は筆者の実体験に基づく個人的な感想であり、ギャンブル依存症の医学的な治療効果を保証するものではありません。依存症は専門的な治療が必要な疾患です。症状が深刻な場合や、日常生活に支障をきたしている場合は、必ず精神保健福祉センターや専門の医療機関へご相談ください。また、紹介している各サービスの料金や内容は執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
