「ギャンブル依存症を克服した僕の結論。自力で1年辞めるために必要だった「周囲の力」と「感謝」の話
ギャンブルを辞めて1年。私は今、ようやく自分の過去を「嘘」で塗り固めずに語れるようになりました。
借金に追い詰められ、最悪の事態が頭をよぎったあの日のこと。情けなくて、恥ずかしくて、誰にも言えなかった過去。それらすべてをさらけ出せるようになったのは、自力で克服したという自信、そして何より「周りに恵まれていた」という感謝の気持ちがあるからです。
僕の「脳のバグ」を解いてくれた、先人たちの言葉
自力で辞めると決めたとき、私の最大の武器になったのは、YouTubeやブログで発信されていた先人たちの知恵でした。
「お金のためではなく、ドーパミンを追っているんだ」という一言。自分と同じ苦しみの中にいながら、それを必死に言語化している誰かの記録。彼らの言葉がなければ、私は今も自分の意志の弱さを責め続け、暗闇の中で立ち尽くしていたでしょう。
職場の仲間に抱いていた「覚悟」と、救われた「そっか!」の一言
実は、パチンコを辞めるにあたって私は一つの覚悟を決めていました。もし職場の仲間からの誘いがひどければ、上司に異動を願い出る。たとえ職場で浮いてしまっても、「こいつは本気だ」と思わせるまで戦うつもりでした。
私の職場では競馬が流行っており、日常的に誘いがかかります。ある日、意を決して「僕はもう、やめてるから」と断りました。そのとき、返ってきたのは意外なほど軽い、けれど救いとなる言葉でした。
しつこく理由を聞かれることも、深追いされることもない。その「個人の決断を尊重してくれる空気」が、どれだけ私の心を軽くしてくれたか分かりません。ギャンブラーの仲間はたくさんいましたが、私の再出発を邪魔する人は一人もいなかった。その幸運に、今は感謝が止まりません。
嘘をつかなくていい。それだけで、人生はこんなに軽い
今の私なら、本気になれば何だってできる気がしています。それは「自分が強いから」ではなく、「これほど多くの良い影響に囲まれ、支えられていたこと」に気づけたからです。
自力で辞められたのは、私一人の力じゃない。
出会ったすべての言葉と、見守ってくれた仲間に。心からの感謝を。
