ギャンブル依存症に苦しんでいる時、私たちは例外なく自分の過去を「悪」だと決めつけ、呪います。
150万円の借金を背負い、自転車操業を繰り返していた頃、私の過去はどこからどう見ても「消し去りたい汚点」でしかありませんでした。
私が過去を「悪」だと思っていた、当時の凄惨な体験談はこちら
1. 過去を「正解」にするのは、これからの自分
借金や裏切りは褒められたことではありません。しかし、それらの一見最低な経験も、これからの行動次第で「無駄ではなかった」と言える日が必ず来ます。
今日からの自分が真っ当に生き、誰かを助ける存在になれば、かつての痛みは「必要な痛み」だったと書き換えられる。過去を「成功」させるのは、いつだって「今」の自分なのです。
2. 「真っ当な正論」が依存症の人をさらに追い詰める
「意志を強く持て」「家族のことを考えろ」。これらは正論ですが、この正論こそが依存症の人を深い絶望へ追い詰めます。理解されないからこそ嘘を重ね、そのストレスを忘れるためにまたホールへ向かう……。
私はその地獄を嫌というほど知っています。だからこそ、真っ当な人たちには言えない「ギャンブルの本当の怖さ」に心から共感することができるのです。
3. 経験者だからこそ届く言葉がある
依存症を経験していない専門家の100の言葉より、同じ地獄を見て這い上がろうとしている「経験者」の1つの言葉の方が、当事者の心に深く刺さることがあります。
150万の借金=人生を壊した「悪」
150万の痛み=誰かを救うための「強み・善」
私の苦い経験が、誰かがパチンコを辞めるきっかけになったとしたら。その時、私の過去は誰かを救うための「資産」に変わるのです。
使ったお金と時間は戻りませんが、その経験を「最高の教材」に変えることは今この瞬間から可能です。
恥じる必要はありません。その痛みを抱えたまま、一歩ずつ進んでいきましょう。
