仕事や人間関係でストレスが溜まると、突然猛烈な「スロットに行きたい!」「一勝負してスッキリしたい!」という衝動に襲われることがあります。この時、私たちの脳内ではドーパミンが暴走し、正常な判断ができないパニック状態に陥っています。

この感覚、実はボクシングの世界王者が試合前に行う「水抜き(減量)」のメカニズムを知ると、驚くほど冷静に対処できるようになります。

1. 水抜きとは「一時的な枯渇」に過ぎない

世界王者・谷口将隆選手は、減量の最終段階で体に残った水分を限界まで絞り出します。これは脂肪を落とす「ダイエット」ではなく、計量をパスするための「一時的な調整」です。

  • 衝動も「一過性の嵐」: ギャンブルに行きたい欲求は一生続きません。脳内の報酬系が一時的に「バグ」を起こしているだけです。
  • 「今すぐ」に騙されない: 格闘家が喉の渇きに耐えるように、私たちも「今この瞬間の渇望」さえやり過ごせば、数時間後には嘘のように波が引いていくことを知っておく必要があります。

2. リカバリー(回復)の重要性

水抜きをした格闘家は、計量が終わるとすぐに水分と栄養を補給し、パフォーマンスを取り戻します(リカバリー)。

依存症の回復において、この「リカバリー」を履き違えてはいけません。スリップしてギャンブルに行くことは、リカバリーではなく「自滅」に近い行為です。

「本当のリカバリーとは、正常な状態に脳を戻すための正しい栄養(睡眠、食事、運動)を与えること」

「脳が疲れているからパチンコで癒やす」のは大間違い。疲れているからこそ、正しい休息で脳をケアする。これこそが王者の選択です。

3. 脳を「ドライ」に保つ戦略

過酷な減量を乗り切るプロは、余計なことを考えません。淡々とスケジュールをこなし、環境を整えます。

  • 情報を遮断する: 減量中に飯テロ動画を見ないように、私たちは「パチンコ屋の看板」や「SNSの勝利報告」を視界から排除すべきです。
  • 物理的な処置: 前回の記事で紹介した「5秒ルール」や「ブドウ糖補給」を実行し、衝動を物理的に逃がしましょう。

筆者が「自分を管理」するために使っているツール

格闘家がコンディションを数字で管理するように、私も自分の変化を可視化してモチベーションを維持しています。

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まとめ:私たちは、自分の人生の「王者」になれる

世界王者の減量は、自分の限界を知り、それをコントロールする技術です。自分の衝動を客観視し、「これは一時的なバグだ」と冷静に対処できるようになれば、あなたはもう、自分の人生をコントロールするチャンピオンです。

投稿者 カメ吉@脱パチノート

運営者情報(このブログについて) 大学時代にパチンコに溺れ、奨学金を使い込み大学を中退。親を泣かせ、嘘を重ねるどん底の日々を経験しました。 その後、28歳で正社員として働き始めましたが、今度はボートレースにハマり、借金は最大300万円まで膨れ上がりました。何度も「もう辞める」と誓っては裏切るループを繰り返し、自分の意志だけではどうにもならない依存症の恐ろしさを身をもって知りました。 現在は、自分自身の経験と、YouTubeや書籍などで学んだ回復プログラムの知識を武器に、パチ禁・ノーギャンブルを継続中です。 【このブログで伝えたいこと】 私自身、かつては「忙しくすれば辞められる」と信じていました。しかし、学びを深める中で、依存症からの真の回復には「自助グループ」に代表されるような、孤独を埋めるコミュニティや正しい知識が不可欠であることを痛感しました。 このブログでは、300万円の借金から這い上がっている私のリアルな過程とともに、**「なぜ意志の力だけでは辞められないのか」「なぜ自助グループという考え方が最強の解決策なのか」**を、当事者の視点で紐解いていきます。 ギャンブルで苦しみ、誰にも言えない孤独を抱えている方が、一歩踏み出すためのきっかけになれば幸いです。

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