ギャンブル依存症の私が「ギャンブルは人間の強さを奪う」と実感した理由

こんにちは、ギャンブル依存症の当事者として発信をしている梅たです。
私は、「ギャンブルは人間としての強さを根本から下げてしまうもの」だと考えています。今回は、なぜそう痛感するに至ったのか、そして依存から抜け出すために必要な現実についてお話しします。

ギャンブルにはまると、生活習慣が乱れ、手元からお金が消えていきます。
しかし、本当の恐ろしさは金銭的な損失だけではありません。心がどんどん侵食され、「まともな思考力」そのものが奪われていく点にあります。

ギャンブルが奪っていく「5つの大切なもの」

依存が深まるにつれ、以前なら楽しめていたはずの趣味や仕事、家族との時間すらどうでもよくなっていきます。頭の中は常にギャンブルのことでいっぱいになり、以下のような悪循環に陥ってしまうのです。

ギャンブルによって失われる負のループ
  • 日常の趣味や関心:ギャンブル以外の刺激に魅力を感じなくなる
  • 金銭と安心感:支払いや借金の不安が絶えず頭をよぎる
  • 人間関係の誠実さ:周囲に隠し事が増え、嘘を重ねてしまう
  • 精神的な余裕:「本来の自分」と「嘘をつく自分」のギャップに苦しむ
  • 自己肯定感:自分への信頼を完全に失ってしまう

心の奥底では分かっているんです。
「こんなことをしていてはダメだ」「早くやめなければいけない」と。
それなのに、気がつけばまたホールや買い場に足を運んでしまう。この矛盾した行動を繰り返すうちに、自分自身を信じる力が削られていきます。生活、思考、趣味、精神的余裕、そして自己信頼——これらすべてを奪うからこそ、ギャンブルは人を弱くしてしまうのです。

「うまく付き合う」は幻想。距離を置くしか道はない

ギャンブルに対する欲求や渇望は非常に強烈です。
よく「適度に楽しめばいい」「コントロールして付き合えばいい」と言う人がいますが、ギャンブル依存症の本質は「自分の意思でギャンブルをコントロールできないこと」にあります。

したがって、上手に付き合うという選択肢は存在しません。苦しくても、完全に「やめる」しか逃れる道はないのです。

ギャンブルをやめて4年。私に訪れた変化

完全に断ち切るまでの道のりは決して平坦ではありません。しかし、やめ続けることができれば、あんなに強烈だった欲求も徐々に収まっていきます。

私自身、ギャンブルをやめてから4年が経ちました。
断ち切ってからの生活では、次のような大きな変化を実感しています。

  • 毎月の支払いや借金の催促に怯えなくてすむ
  • 「またやってしまった」という激しい自己嫌悪が減る
  • 穏やかで普通の日常を取り戻せる

ギャンブルをやめてから、人生における「無駄な辛さや苦しみ」は確実に減りました。

これからもギャンブルと適切な距離を保ち(=関わらない状態を維持し)、手に入れた普通の生活を守り続けていきます。

このブログでは、今後も「脱ギャンブル」を目指す方に向けて、実体験に基づいた役立つ情報を発信していく予定です。少しでも参考になりましたら、ぜひブックマークやシェアをよろしくお願いいたします。

 

投稿者 カメ吉@脱パチノート

運営者情報(このブログについて) 大学時代にパチンコに溺れ、奨学金を使い込み大学を中退。親を泣かせ、嘘を重ねるどん底の日々を経験しました。 その後、28歳で正社員として働き始めましたが、今度はボートレースにハマり、借金は最大300万円まで膨れ上がりました。何度も「もう辞める」と誓っては裏切るループを繰り返し、自分の意志だけではどうにもならない依存症の恐ろしさを身をもって知りました。 現在は、自分自身の経験と、YouTubeや書籍などで学んだ回復プログラムの知識を武器に、パチ禁・ノーギャンブルを継続中です。 【このブログで伝えたいこと】 私自身、かつては「忙しくすれば辞められる」と信じていました。しかし、学びを深める中で、依存症からの真の回復には「自助グループ」に代表されるような、孤独を埋めるコミュニティや正しい知識が不可欠であることを痛感しました。 このブログでは、300万円の借金から這い上がっている私のリアルな過程とともに、**「なぜ意志の力だけでは辞められないのか」「なぜ自助グループという考え方が最強の解決策なのか」**を、当事者の視点で紐解いていきます。 ギャンブルで苦しみ、誰にも言えない孤独を抱えている方が、一歩踏み出すためのきっかけになれば幸いです。

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